2013.3.15 

H5Dから搭載されている 2900 mAhリチウムイオンバッテリーグリップを
H4で使用するとバッテリー残量がカメラ液晶部分に表示されない症状がありましたが
最新のファームウェアにアップデートをすれば、バッテリー残量がカメラに表示されるようになります。

ハッセルブラッドよりご案内 - 2013年3月13日

Hasselblad H4X用のファームウェアが公開されましたので、ご案内いたします。

カメラボディファームウェア: H4X130308.hbf
製品ファームウェアバージョン
H4X 2.3.1/16.0.7

- 新しい2900 mAhリチウムイオンバッテリーグリップ(3043356)のサポート。

インストール
このカメラ本体のアップグレードを実行するには、H4X本体にHasselbladのデジタルバック(CF、CFHを含む)を添付する必要があります。
H2D、H3D、H3D-IIやH4Dセンサーユニットを用いてアップグレードを行うこともできます。

この場合"戻る互換性がありません"とメッセージが表示されますが、アップグレード機能は動作します。
レンズとファインダーを取り外し、FireWireケーブルを使用してホストコンピュータにカメラを接続します。
その際主電源から電力を供給、または正しく充電されたバッテリーを持っていることを確認してください。

PHOCUSを起動した後に"ファイル"メニューから"ファームウェアを更新..."を選択して、
アップデートファイルを保存した場所に移動し、画面上の指示に従ってください。
アップデート手順が完了するまでに数分かかります。

我々は常に、ファームウェアのアップデートを実行するPHOCUSの最新バージョン(現在のバージョンは2.7.1)を使用することをお勧めします。

制限事項
このファームウェアは、H4Xと共に使用されることによってFirewireデバイスからの電源供給が低下し、
十分な電力を供給できなくなる可能性がありますので、このファームウェアアップデートを実行する時はラップトップPCを使用しないでください。
本体が起動しなくなる恐れがあります。デスクトップPC上でアップデートを実行します。
この問題は、Macコンピュータとは関係ありません。




従来のリチャージブルバッテリーグリップ(画面左)と
新しい2900 mAhリチウムイオンバッテリーグリップ(画面右)